展覧会

2022年 春季展

新館

ペルシア絨毯編 -メダリオンデザイン+総柄文様-

今回、新館も二つのテーマで近代ペルシア絨毯を展示致します。

ひとつは、メダリオン・デザインの絨毯。絨毯の中央に大きく配されたメダル形が迫力のある華やかな印象を醸し出し、ペルシア絨毯の代名詞ともなっています。もうひとつは総柄文様の絨毯。ペルシアの絨毯は繊細な文様構成が多いことでも知られています。正確に反復する文様が生み出す精緻な美しさをご紹介します。

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主な展示品

セムナーン、ペルシア北部

20世紀初期 328×246㎝

セムナーンの絨毯に特徴的な幾何学的な花文が正確に繰り返されている。縦3mを超える大型絨毯で、これほど精緻なものは貴重であり、優れた図案家と熟練した織り手により生まれた傑作といえる。この花文の基本的な形は、イスラーム地域に広くみられる十六角の「星形文様」で、若干カーブした各辺が花弁の印象をもたらしている。イスラームの楽園思想に基づき、幾何学的に花園をイメージしたともいわれる。

ナーイーン ツデシク ペルシア中央部

20世紀初期 219×146㎝

赤レンガ色のフィールドが特徴的なメダリオン絨毯。この色は、ナイン・ツデシクの特徴である。フィールド周辺部の青、ボーダーの黒やベージュなど、全体に落ち着いた色が配される。軽快に散りばめられる花や葉の文様と、華やかでどっしりした団花文とのコントラストが見事で、観者を絨毯の世界に惹き寄せる。

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